白内障について
安心して治療を受けられる白内障手術を目指して
白内障は、局所麻酔下にて日帰り手術で行うことが可能で、時間は5分〜10分程度と短く、危険性も比較的少ない手術です。白内障手術は、日本全国で年間100万件以上行われている大変popularな手術です。
しかしながら、白内障の手術を受ける時、怖さや不安を感じ方が多くいらっしゃいます。手術は痛いのか、どれくらい時間はかかるのか、目を開けていることができるだろうか、など様々なご不安をおっしゃられます。
不安を持って手術にのぞまれることは、患者様にとっても医師側にとってもよいことはありません。
- 一人ひとりに合わせて、詳細に病状と治療に関する手術前の丁寧な説明を心がける。
- 痛みや苦痛が限りなく少ない治療ができるように麻酔法を工夫する。
- 不安や心配があればできる限り軽減できるようにする。
- 痛みや出血のほとんどない丁寧で目にやさしい手術を心がける。
- 目にやさしい手術により、術後早期の視力回復・社会生活復帰を目指す。
- 難症例にも対応できるよう治療技術と医療機器や治療システムの改善・向上に努める。
- 術中の目への負担を少なく、2-3mmの小切開手術により、できる限り切開を小さくすることにより安全性を向上する。
- 多焦点眼内レンズなどの多様化する白内障治療法に対応し、十分な情報提供と患者様自身に治療の選択をいただけるようにする。
これらを目標として、できる限り患者様の不安や緊張、恐怖心を和らげ、リラックスして手術を受けられるよう心がけ、白内障の治療を通し、患者様の目が少しでもよくなり、視界の質(QOV:Quality Of Vision)の向上とともに生活の質(QOL:Quality Of Life)が向上し、よりよい快適な社会生活、日常生活に対し、少しでも貢献・寄与できることを願いながら治療にあたります。